2011年5月30日月曜日

感謝

ありきたりだけど、感謝するということはほんとにすばらしいことだなと思う。

感謝なくして、謙虚なし。

ありがたや、ありがたや。

感謝という思いが人に産まれた事は、ほんとに神秘的で、自然界に見る素晴らしい夕日や、星空、生命体の美しさに匹敵するほどの感動です。



photo by ちさと


まずこの肉体をもって産まれたとき、感謝すべきは両親。

両親がいなければ、おれはいない。

これは事実。

おれは比較的幸せに育てられたから言えるのかも知れないけど、親の慈悲なくして自分はいない。

それがたとえどんな嫌なところがある親でも、自分をわかってくれてなくても、親の生き方を押し付けられても・・・

例外があるのかもしれないけど、ほとんどの人が親が子を想うことなしに五体満足で生きてないと思う。

両親が産まれたのもじいちゃんばあちゃん・・・と遡ればきりがない。

心の面でもそうだ。

いろんな人との出会いがあり、いろんな考え方を通して、今の自分がある。

心の面も他者なくして感動も成長も喜びもない。

もうこの際特定の誰かだけに感謝という話ではなくなる。

ただ、あらゆる存在に感謝!!

でも、人は感謝を忘れる。

そうすると自分が痛い目にあうだけならまだしも、人を傷つける。

これはおれの経験。

誰かの支えがあり立ってる自分を、自分の力だけで立ってるという勘違いから生まれる感情なのだろう。

それでも、それに気付くことができたのは、ほんとにありがたい。

感謝することはあらゆる人が善き未来を願い、歩ける王道なのかもしれない。



photo by ちさと


あたりまえのようにいつも見ることのできる美しい朝陽や夕陽、自然の植物の神秘的な姿に毎日でも感動できる感受性をもちたいと思うように

あたりまえの日常の中にある人々の些細な気配りや自然の恵みにいつも感謝する心を持てるようになりたいものです


photo by ちさと

照れくさくても、一番いいにくい人にこそ言ってみよう。

ありがとう。


最後まで読んでくれて


photo by 団長



たけし

2011年5月29日日曜日

屋形島台風上陸

今年は早くも台風が来たね。

沖縄、九州のみんな大丈夫でしょうか?

屋形島はいつも台風が来る前の時化囲いが大変。

時化(しけ)とは海が荒れるという意味。

日本語って面白いね。

船をロープで厳重につないで、筏の作業道具なども飛ばされないように片付ける。

これやっとかないと大事なものも全部持っていかれる。





それでも、人間の出来ることには限度があるから、あんまり大きな台風くるとダメなんだろうけど。
自然に生かされてる人間が、自然の力に敵うはずもない。

この間みた、爆笑問題のドキュメンタリーで、死を宣告された患者さんを死ぬまで看病する病院の先生が言ってた言葉が心に残る。

『患者さんが、がんになるならそんな臓器は要らなかったって言うんです。それでふっと思うんです。いつ命を奪うかも分からない臓器によって命は支えられてたんだと・・・』

逆らえないものがあるんです。

まぁそれはそうと、去年、台風が来なかったから、家の時化囲いも初めて。。。






抜かりがあり、一枚木の雨戸が飛んで行った・・・笑

てんやわんやで台風への準備終了。






今日は一日家でのんびりします。



たけし

2011年5月27日金曜日

地域おこし協力隊

佐伯市鶴見にある大島という島に、地域おこしという仕事で住んでる若者が屋形島に来た。

大島という島は人口200人くらいの島で、一本釣りが有名らしい。

同じ大分の離島同士親近感がわく。

それにしても、そんな仕事あるんだなーと。

離島住み込みで地域おこしをするとは・・・

↓これがそのBLOG
http://tsurumioosima.seesaa.net/

やっぱどこの島も若者が少なく、年寄りばかりになってきてるって。

不便だしね・・・、便利の代償も見えてきてる昨今、いいと思うんだけど・・・、島暮らし・・・

まぁ、なかなか難しいのは島に住んでるからわかるけど。



島のプラザで雑談


お見送り

えばーぐりーん

台風が近づいてきてるみたい。

島はもとより、被災地が心配。

上陸はしなさそうだけど・・・



たけし

2011年5月26日木曜日

ばあちゃんのこと

うちの父方のばあちゃんはもともと島の住民ではなく、本土のほうから嫁いできた。

当時、船はエンジンのついた船ではなく、櫓漕ぎの船、つまり人力で漕ぐ船しかなかったらしい。

だから、悪天候の時は島に監禁されるのはもちろん、めったに本土に渡ることがないので、島の住民たちは、何から何まで島で作ってた。

麦、芋、野菜、味噌、醤油など

家畜もいたらしく、今でも豚小屋の残骸が残ってる。

今とは違い、そんな過酷な条件の中、島に嫁いできた。



そのばあちゃんは、気が強く(今思えばそんな環境だからこそ気が強くなるよりほかなかったのかも)、昔は散々怒られてた。

だからおれにとってばあちゃんは優しい存在ではなかった。

むしろ、嫌な存在だったのかもしれない。



そのばあちゃんが、何年か前から認知症になり、急におとなしく、元気がなくなってきた。

今年のはじめから老人性のうつも交じって、いよいよ元気がなくなり、夕飯どきにいなくなったり、夜中に泣きだしたり、すごく不安定な状況になった。

元気のいい、小言ばかりいう、気の強いばあちゃんがいなくなってた。

その時おれは、今までほんとうのばあちゃんを見てなかったのかもなーと思った。

小言ばかりいう、嫌味をいう、ばあちゃんの一面しか見ず、さみしがりやで、冗談がすきで、歌を歌うのが好きなばあちゃんを見てなかったのだと・・・

そして、これはばあちゃんに限らず、おかんやおとんに対しても言えることなのかもしれない。



そして、ばあちゃんは入院するまでになった。

家族の想いはやはり、自分達でばあちゃんを見てあげたい。

自分たちと生活し、元気を取り戻してほしいという想いもあった。

が、食事を取らないという大きな理由もあり入院することに。



複雑な気持ちだった。

お見舞いに行くと、患者の部屋に行く通路にはカギがかかってるし、部屋までお見舞いにいけないし、患者の量は多いし、ほんとにここで大丈夫なのだろうかと心配だった。

ばあちゃんはほんとに帰りたそうだった。

食事もあんまり食べず、点滴を打って栄養を取ってた。

閉鎖的な空気と全員じゃないけど看護師のぶっきらぼうな態度も目についた。

でも、入院してすぐに、退院させたほうがうまくいくという自信もなかったからどうすることも出来なかった。



お見舞いに行ける時は出来るだけ行った。

おれの嫁のちさとが、自分のばあちゃんのように優しくしてくれて、ちさとが来るのはほんとに嬉しそうだった。

元気がなかなか良くならないばあちゃんにどうすることも出来ずに、ただまめにお見舞いに行くだけ・・・

たまに笑うばあちゃん、でも、目がどこか遠いところをみているような気がする。

80年近くの記憶があって、認知症により忘却がある。

まだ30年しか生きてない若造にはわからない重みがあるのかもしれない。



そのばあちゃんが最近、元気が少しずつ戻ってきてる。

食事も食べれるようになってきたし、目を見て話してくれるようになった。

自分から話しかけてくれるし、おれたちの子供がまだ出来ないのかと心配もしてくれる。

患者同士で友達も出来たみたいでよく友達の話をする。

よくしてくれる担当の看護師さんもいて、環境はいいみたい。



最初は病院に入れていいのかと疑問に思ってた、今も少し思ってるけど。

でも、結果的に良い方向に向かってる。

うつの状態が良くなったら退院するだろう。

認知症のほうはなかなか完全には治らないらしい。

でも、忘れていくのは自然なこと、ばあちゃんが苦しくなければ、忘れるのは問題ないのかもしれない。



どうすればばあちゃんにとって一番いいかはばあちゃんにしかわからないけど、

ばあちゃんが死ぬまで穏やかな気持ちでいてくれればいいなと思う。

形なんてどうでもいいのだ。


個人的には島に戻ってきてほしい。

そして、島の他のばあちゃん達と、昔の話をしながら、次の世代に島はこんなんだったって伝えてほしい。



でも、どんなばあちゃんになっても、ありのままをみるようにしたい。




たけし

2011年5月25日水曜日

olympus pen 購入

我が家に念願の一眼レフが・・・

うちのパパは気前がいいので買ってくれました。(臨時収入があり)



OLYMPUS PEN LITE 団長お勧めのコンデジ


大喜びでむさぼる嫁、ちさと


うちの嫁は写真が大好き。

携帯でもいい写真をパシャパシャ。

嫁ばかですが、ほんとです。

おれもちょっと写真撮るの練習しようかしら・・・

いつもぶれるし、デジカメすら使い方わからんし。

というこうとでパパからの授かりものでした。



サングラスのがぱぱ


紛らわしいのでタイトル変更しました。

ごめんなさい。

前のタイトル 『授かりもの』

たけし

2011年5月22日日曜日

高千穂巡礼

高千穂に行ってきたよ!!


屋形島を出る時すごい塩霧がかかってて、幻想的だった。

こんな時に船出すのほんとは危ないんだけど・・・



霧の外から 
photo by ちさと

霧の中
photo by ちさと



蒲江から北浦を抜けて延岡へ、それから山奥へ入ると高千穂。

正味2時間。意外と近い感じがする。














海に囲まれて住んでても、海沿いのドライブは気持ちいい。


高千穂に着いて、まずは高千穂神社。

夫婦杉があるところ


photo by ちさと








そのあと高千穂峡に・・・



高千穂峡
photo by ちさと






月形


高千穂峡も人であふれてた。

日曜日やしね。


次は向山神社というところに

ここは屋形島と同じ神様(宗像三女神)が祭られているということもあり行ってみることに。

ちょっと人里離れた秘境的な神社だった。

行く時道を二度間違えたし・・・



photo by ちさと


photo by ちさと


photo by ちさと

ほんとに山奥なので、風と森が揺れる音だけしか聞こえない。

こういう場所では自然と心の声も止む。


次に行ったのはくしふる神社。

一昨年に来た時に良かった気がして今年もいった。

photo by ちさと

photo by ちさと

ここも閑散としてて、静かな気持ちになれた。


次は天岩戸神社。

雨も降りだし、時間も押してたということで、東本宮だけにした。

西本宮のほうが賑わってて、有名らしいけど、東本宮の神社の奥にある杉の根から出る御神水がすごく好きなのでそっちのほうに。


photo by ちさと

その次は八大龍王水神社へ

ここはその名の通り龍神様が祭られている。

屋形島の龍王山と同じ神様の神社。

ここがほんとすごかった。

古い樹木に囲まれて、入った瞬間空気の違いを感じる。

神聖というひとことにつきる



左上に龍みたいな光が
photo by ちさと

神社の外に張り付けてあった詩句


そこで今日知ったんだけど、八大竜王って観音菩薩の守り神らしい・・・

屋形島の龍神もそうなんだと思うと感慨深い・・・


次は最終地点、落立神社。


photo by ちさと


photo by ちさと

ここの神社も人が誰もいなく静かで好きだった。

やっぱり、こういう場所はがやがやしてる人気の場所より、人がいない静かなとこのほうがいい。


結構かけあしで見て回ったけど、すごくよかった。

特に後半の神社・・・

なんとなく直感で行きたい場所決めたけど、最高の選択だったとおもう。

まだまだ高千穂には神社がたくさんあるけど、今回はこれで良かった。

また行きます。




たけし

2011年5月21日土曜日

青山で宴会

昨日は千葉から佐伯に引っ越してきた友達の家で宴会。

BLOGを書くのに、デジカメを持参したけど、暗い家じゃうまくとれん・・・

宝の持ち腐れです。

とりあえず、ぴんぼけシリーズをあっぷ。




まどかちゃんと東京から旅をしてるたっちゃん




love & rice のかんまくんとまゆちゃんにきららくんの息子ゆうちゃん




千葉から引っ越してきたきららくん、えりちゃん




アイリーとおれ

まゆちゃんとらら



佐伯に友達が増えてきて嬉しいです。

みんなまじめな顔した写真が多いけど、これは、俺のカメラ技術のせいです 汗

ほんとはもっと和気あいあいとしてて楽しかったよ (笑)

最近、佐伯周辺に移住してくる人が多くて楽しい。

旅人も多くなってる。

昔は海外を旅してていろんな人に出会ってたけど、最近はここにいながら、いろんな人と出会える。

引き付け合う磁石のように、ずっと昔から知り合いだったような人と出会える。

さて、あしたはどんな出会いがあるでしょうか・・・


たけし

2011年5月18日水曜日

龍王山

左手の指骨折中につき、ひとりで島の山に登ってみた(仕事が出来ないので)








変なキノコがいっぱいはえてた



頂上から見た景色



八大龍王の祭ってる祠



オーブがめっちゃ映ってた

島のおばちゃんによると、ご神体は昔盗まれて。どこか違うところに祭られているらしいが、龍神様は屋形島にいらっしゃります。

しかし、国土調査が入ったとはいえ、道がわからず、けもの道を登るしかなかった。
途中、鹿と遭遇し逃げて行ったが、イノシシと遭遇しなくてよかった。


これは沼が乾燥してひび割れたあと



帰りは、来た時と逆におりてみたが、これまた龍穴の近くの大池という場所に降りた。
締めにもう一度龍穴に行って帰りました。



たけし

2011年5月17日火曜日

満月と龍穴と仏陀

今日は満月


ふと思い立って、去年虹の岬祭りが行われた会場の近くの龍穴に行ってきた。

不思議なことに龍穴にたどりつく前に浄化の雨が降り

着いたら止んで

帰る時またほんの少し清めの雨が降った

その時だけしか雨は降らなかった






ちょうど干潮に近い時間で、中に入ることも出来た。







入ってみるとやっぱりすごい。

神聖な感じがすると同時に、怖さがある。

竜神様はやはり畏怖の念をもって信仰する存在だと実感。

道を踏み外したら鉄槌を食らう感じ・・・かな


実は、この場所に来はじめたのはごく最近で、実際中に入ったのは初めて。

いままで屋形島に住んでてこの場所が特別だとか思ったことなかったけど。

わかりました。


ぼくの好きな聖者ラーマクリシュナが

万物に神が宿り、その中でも大きく神の力が表れている存在もあれば、少ししか神の力が表れていない存在もある・・・みたいなことを言ってた。

この場合その言葉を適応していいのかはわからないけど、

やはり、すごく神聖に感じる神社やお寺や自然や人が存在するように、この場所もそうなのかもしれないと思った。



そんなこんなを考えながら、去年の虹の会場を少し探索・・・





お祭り広場だったとこ
キャンプサイトだったとこ


どちらも草ぼうぼう・・・

雑草の生命力に拍手・・・

キャンプまだ出来そうなのでキャンプしに来てはいかがでしょう



夕方からすこしおでかけ






photo by ちさと


photo by ちさと


満月が綺麗でした。


月のお母さんが輝く今日、インドでは仏陀の生誕祭だったみたい。


合掌


『他人の間違いに目を向けるな。他人がした事、しなかった事に目を向けるな。ただ自分がやった事、やらなかった事だけを見つめよ。』

ダンマパダの言葉より

肝にめいじます・・・



たけし