2011年8月14日日曜日

花火

このあいだ行った花火の写真。

失敗みたいな写真が多いけど、個人的に好きです。

いわゆるいい写真だとか、下手な写真とかよくわからんけど、おもしろい。

写真を撮るのにはまった夏。





























たけし

2011年8月7日日曜日

島のおっちゃんの背中

今日は地区清掃。

人口の少ない屋形島ではほぼ全員出動。

みんなそれぞれ忙しい中の地域行事。

こんなに小さな島だと、自分の都合や用事より、コミュニティー内での助け合いが大切になってくる。



先月のビーチクリーンと台風後の片付けでほとんど浜の方は終わってたので、メインは草刈り。

島の奥の、昔、畑だった広場をやった。







運よく天気はうす曇り。

蒸し暑いがカンカン照りでなく助かった。

それでも、一日中草刈りしてたら汗はだくだく。

なんでこういう行事は夏に多いのだろう。


それにしても、なによりもびっくりなのが、島のおっちゃん達の体力というか根性というか。

わりかし若い人の方がついていけてない。

おれが一番若いんだけど、たぶん一番バテてた。


いまどきというか、俺だけかもしれないけど、

昔の人に比べて、体力も根性もない。

こういう時は、若いもんには負けんと、おっちゃん達が無理して頑張るんだろうけど、

こっちがおっちゃん達についていくので必死。

でも、やっぱり、おっちゃん達も疲れてるんだなと思った。

俺と違ったのは、疲れてても、愚痴もこぼさず、顔色ひとつ変えずにやれる精神力だと思った。

その昔、まだ日本がこんなに豊かではなかったころ、

一生懸命働いて忍耐力を養ってきたのだろう。

こんな田舎では特にそうかもしれない。


俺は最初、ほんとにきつくて、いつ終わるのかとか、もうそろそろいいんじゃないかとか考えながら草を刈ってた。

そして、あるピークを越えたころ、おっちゃん達のタフさに敬意を覚え、おれも頑張ろうと思いがむしゃらにやった。

さらに、あるピークを越えたら、ただ集中して、いろいろ考える事が減って、ただひたすらやった。

最初がネガティブとしたら

次がポジティブ

最後がフラット


一番きつかったのがネガティブの時で

次にきつかったのがポジティブ

最後がフラット


疲労感は心に依存してたのだ。

心が落ち着いて肩の力が抜けたころ、きついはきついにしても、そのきつさをいちいち考えない分、疲労感が消えていた。


だから、すべて心次第。


心がここにあれば、心は無色となり、心は自由になる。



ともあれ、おっちゃん達の精神力には感服です。

わたくしもそのようにタフに生きれるよう身近な先輩方の背中を見て生きよう。





たけし

2011年8月1日月曜日

海中散歩&磯焼け

最近、運動不足&お腹がでてきたので、

仕事が終わって、ダイエットも兼ねた一人シュノーケリングをたまにする。


海中は一面青の支配する世界で、黄色い魚や赤い海藻や白い貝殻、岩などが見える。

なにより水中の浮遊感が心地好い。

水の中で聞こえる音は普段聞こえる音とは全く違う種類の音。

まるで魚になった気分。

ダイバーが海にはまる気持ちがいまさらわかった。

実際魚がいたり、水の音で落ち着いたりとかよりも、海とひとつになれる気がするのがなんとも言えない至福。

個がすべてに溶け込むように。

おれはおれじゃなくてもいい。

海の中にいるようなうた。





・・・


という一面もあれば、ちょっと前に行った青年漁業士の総会での話を思い出す。

磯焼けという現象が各地で起きている。

磯焼けとは海中の底の藻類がなくなって、生態系の乱れを起こしている現象。

蒲江近辺の海は磯焼けが特に酷いのだとか。

確かに藻類、海藻類がほとんどない。

原因は様々あるみたいなのだが、やはり水温の上昇。

これにより、低温になると食欲の落ちる魚が冬の間でも食欲がなくならず、

藻類、海藻類を食べるらしい。

ほかにもウニの異常発生で藻類が食べられたり・・・

もっと複雑にいろんな原因が絡み合っているのだろうから何が原因とははっきりしないのだろうけど。

海水温の上昇には原発の高温の廃水が関係してるのではないかという話もでた。

瀬戸内海には伊方原発がある。

この因果関係ははっきりとした調査があるわけもないので事実かどうかはわからないが。

以下参照サイト





・・・


そうそう。

海の散歩の話でした。

自然とともに暮らしている人類にとって自然とは共存するのが好いと思う。

利用するのではなく・・・

そんな風に自分もありたい。



photo by chisato




たけし