2011年6月29日水曜日

潮霧

毎年梅雨が明ける前になると潮霧で周りの景色が真っ白になる。


photo by chisato

いつもなら、海の向こうに蒲江が見えるんだけど・・・

こうなると、蒲江本土に渡るのも大変。

潮霧の中に入ると、四方八方が真っ白。

どこに向かってるのか、どっちから来たのか全く分からなくなる。

何度か蒲江から帰る時、潮霧に出くわしたことがあるがほんとに何も見えない。

この潮霧は気温と水温の差があると発生するらしい。

自然現象はすごいね。


photo by chisato

潮霧が濃くなると船の先端まで見えなくなることもあるらしい。

そうなると、他の船や筏や陸にぶつかるまでわからない。

島にいたら閉じ込められる・・・

いくら大事な用があっても、危なくて出れない。

やはり人間レベルの都合は自然に合わせて生きていくのが自然だと思う。

雨が降れば雨の生活し、晴れれば晴れの生活、台風の時は台風の生活。

それを無理に人間の都合でどうにかしようとするのはどうなのだろう・・・

自然と共に歩むことの大切さを、島で暮らしているとすごく実感できる。


まぁ実際、船にはレーダーがついてる船もあり、ある程度どんな状況でも本土に行くことができるのだろうけど、島に暮らしている以上、海が荒れたり、潮霧が出たら、のんびり家でゆっくりしよう。




たけし

2011年6月27日月曜日

夕焼け

久しぶりに綺麗な夕焼けを見た。




photo by ちさと

photo by ちさと


今日はちょっとした用でituneで音楽を探して懐かしい歌ばかり聴いていた。

今日の夕焼けで思いだした高田渡の夕焼け。




この歌詞は吉野弘という詩人の詩で、とても好きな詩。

吉野弘さんの詩は他にも『生命は』とか『祝婚歌』とかいいのがいっぱいある。

ここにいっぱい載ってるよ。





たけし

2011年6月26日日曜日

anniversary dinner と 音楽好きの女の子

昨日は、去年式を挙げた結婚式場からの招待でアニバーサリー・ディナーに行ってきた。

式の準備から当日までお世話になったスタッフとも再会し、懐かしい気分になる。


photo by ちさと


photo by ちさと

そうそう、この同じ式場で、前におれが勤めてたT-SH屋のスタッフの女の子が結婚するらしい。

音楽好きが昂じてBAND T-SHばかり売ってたその子ももう結婚。

あれから、もう5,6年も経つが、時が経つのはあっという間だ。


時間という感覚は、ほんとに不思議だなーと思う。

というーか記憶という感覚が不思議だ。

同じ出来事も二人いれば、全く違う物語になる。

結婚式も同じ結婚式でも、おれと嫁の見え方は違うと思う。

だから、思い出話はときどき食い違う。んだと思う。。。

それぞれの価値観や感受性を通して見るからだ。


まぁ、それはそうと、曖昧な記憶でイメージするスタッフの子より、今のその子から直接メールで結婚すると知らせが届いたことはうれしかった。

今、どんな顔をして東京で暮らしてるのかわからないけど、mixiやtwitterで見る彼女より、生のメールは表情が見える。

結婚式でかけるBGMで必要以上に悩んでるその子はやはり音楽好きが昂じて最後の打ち合わせでもBGMが決まらなかったみたい。

幸せでなにより。



話は完全にずれたけど・・・

久しぶりに来た式場は、一年前の結婚式当日より、狭く感じて居心地が良かった。

あの頃より、一年で二人も変わったのかもしれない。







たけし

2011年6月23日木曜日

平和じゃんけん

『ピースがゲンコツに負けるじゃんけんなんてもううんざりだ』

おれの好きなmusicianの鶴坊さんがこんな歌を歌ってた。





ピース(チョキ)はゲンコツ(グー)に負けるんだ・・・

じゃあ、ゲンコツ(グー)に勝つのはなんなのかって言ったら、小学生でも知ってる(パー)だ。


(パー)はなんなのか。

名の通りパー(馬鹿)になることか・・・

まあそう言ってもいいかもしれないが、違う視点から考えてみよう。



久高島の道



オープン・マインド!!!

心を開く事。

なんの計らいもなく、裏も表もなく、先入観も、肩書きや地位もない。

そんなものを手放した(握ってる手の中の物を手放したらパーだ)超オープン・マインド。

心の中にも手の中にも何も君を害するものはない。

悪意も武器もなにもないよ。

という意味のパーだ。

君と友達になりたいんだ。

という意味の。

そういうパーがグーという暴力に勝つのかもしれない。


まぁこの話は何の根拠もないただの戯言かもしれない。

実際、勝ち負けではない問題だし。


でも、心を開く事が自分の何かを変えたり、相手の何かを変えたりすることはよくあることだと思う。

グーには敵意を抱くのではなく、心を開いて接することで何かが変わるのかもしれない。




それはそうと、パーはチョキに負ける。

でも、ピースに負けてもいいよね。




たけし

2011年6月22日水曜日

雨上がりの青空

今日は空が綺麗だった。

こんな時に限って写真はないけど、まぁそれでもいいんだと思う。

雨上がりの空は空気が透き通ってる。


同じように、苦しみを乗り越えた心の色はすごく爽快な気がする。

太陽は、曇りの時も、雨の時も、夜も、ある。


人は迷う時も、苦しむ時も、先が見えない時もあるが、

迷いのない、不安のない、穏やかな、光に包まれているような時もある。

そして、光は、それをさえぎるものがあったとしても、太陽のようにいつもある。



だから、こんな長い雨の上がった時の、空の気持ちよさは特別なのだ。





今日はじいちゃんの七回忌。

あまり派手にせず、線香立てて、家族でご飯を食べた。


あんまりものを言わないおとなしいじいちゃんだった。

ばあちゃんの小言をうるさそうにしながら黙々と自分のやりたいことをやってた。

山も海も好きで、出たらいつまでも家に帰ってこなかった。


そんなことを思い出した。











2011年6月17日金曜日

梅雨の中休み

梅雨の時期は草木が生き生きしてる。

これから雑草もぐんぐん伸びていく。

自然の生命力がみなぎる。


photo by ちさと



最近は忙しくて、少し疲れ気味。

やることはしっかりやり、あとは一休みといきたいところで、

今日は今から、今年の同窓会の打ち合わせ。

今年夏は、小中学校の同窓会。

こんな片田舎だから、ほとんど幼馴染みたいな同級生。

昔は田舎でピュアに育ってきたみんなだけど、今はどんな風に考え、どんな風に生きてるのだろうか・・・


photo by ちさと

いろいろ、考えること、やることは多いけど、

忙しくて、心を亡くさないようにしたい。

背伸びせず、流れに逆らわず、流されることのないように、

自分に出来ることをやろう。。。。


photo by ちさと



たけし

2011年6月13日月曜日

キャンドルナイト6.11

震災から3ケ月目の6月11日、蒲江のparagonでキャンドルナイトを開催しました。




蒲江、そして大分、いろんなところから友達が参加した。

paragonはほんと良い空間だよ。


大分アフリカンの元気印BEN☆KAN
photo by ちさと

青山に住んでるゆうちゃんも
photo by ちさと
こんな感じで夜が更けていく
photo by ちさと

みんなの一品持ち寄りですごい豪華なビュッフェになった。



ほとんどのこらなかったのがすごい
photo by ちさと
緋扇貝のキャンドルも
photo by ちさと

いつもの楽しい仲間と共に過ごす時間が当たり前のことにならないように、大切にしたい。




今回のキャンドルナイトは、先月に行われた虹の岬祭りで震災から3ケ月目の6.11に各地でエネルギー再考のイベントが行われるとういう話を聞いたところからスタートした。

震災のことを忘れないように、今もなお復興に向けて頑張る東北、日本を日常で風化してしまわないように、自然エネルギーの大切さを忘れないように・・・

そして何が大切で、何が大切でないかを、ちゃんと考えたい。




たけし




2011年6月9日木曜日

ラーマ・クリシュナとアリス・コルトレーン

梅雨に入って雨の多い日々が続いてきた。

雨の日は音楽を聴いたり、読書なんかもいい。

そういえば最近我が家に正体不明の虫がでる。

その名も木食い虫(ちさと命名)。

その名の通り木を食う。

キリみたいに小さな穴をあける。



玄関のお香立て
photo by ちさと

被害者
photo by ちさと



この虫知ってる人いますか?

というか虫でしょうか?


ついでに玄関に飾ってる絵画も紹介。


photo by ちさと
去年のバリ旅行で買った蓮の花の絵。

もうすぐ蓮の季節だね。

臼杵に蓮を見に行きたい。


話は変わって、ジョン・コルトレーンの奥様、アリス・コルトレーンの曲で『Turiya And Ramakrishna』という曲を見つけた。

おれの好きなヒンドゥーの聖者ラーマクリシュナを思い演奏した曲らしい。

CDのクレジットに19世紀の信仰深い神秘主義者ラーマクリシュナと書いてたから間違いない。



演奏はアリス・コルトレーンにファラオ・サンダースetc、なんて豪華なんだろう。

すごい素敵な曲。

それと、最近、再発された『不滅の言葉(コタムリト)』田中嫺玉さん翻訳の本を買った。

今年の梅雨は神聖な音楽と読書。



たけし

2011年6月4日土曜日

母の誕生日

今日は母の54才の誕生日。

ちさとが今日居ないので昨日の夜にプレゼントとちさと手作りマフィンを持ってった。

どちらともちさとが準備したもので、おれはただ一緒にもっていっただけだが・・・



手作りマフィン
photo by ちさと
おかんが欲しがってた調理器具

いぼいぼのついた手袋
芋とかの皮をむくやつらしい

おかんももう54才・・・

まだまだ元気ですが、まだまだこれからも元気でいてほしい。

昔から心配&迷惑かけてばかりやし・・・



誕生日で思いだしたんだけど、

ちさとの前に勤めてた亀川保育園で園児の誕生日の日に、お母さんに対し産んでくれたことに感謝するという話をするらしい。

そして、自分の誕生日には、素直な子供らは帰ってお母さんに『産んでくれてありがとう』というのだとか・・・

お母さんが喜んで涙して、亀川保育園の保育士さんたちにお礼をいってたことがあるんだって。

すごく素敵な話やなと思う。

確かに自分の産まれた日は、母が自分を産んでくれた日でもあるなんだなー


ほかにもこの保育園の感動話はいっぱいちさとから聞かされた。

感謝についていろいろ学べるほんとにいい保育園だなとおもった。

浄土真宗のお寺の保育園なので、やはり阿弥陀様の慈悲が降り注いでるのかもなー

となんとなく思った。


じゃあ今日は、お母さん、おめでとう&産まれてきてくれてありがとう!!



たけし

6/11 キャンドルナイト in paragon

来週の土曜日の夕方から蒲江の元猿海岸にあるbeach bar paragonにてキャンドルナイトします!!

入場料はなし、食べ物は一品持ち寄りで!!

震災からちょうど三ヶ月、全国的にいろんなエネルギー再考のイベントが行われる中、paragonではキャンドルナイトが行われます。


photo by ちさと


paragon
photo by ちさと

その日の昼は蒲江漁港で『蒲江まるかじりフェア』があります。

http://kamae-bussan.com/event.html

たぶん緋扇貝も出店すると思います。

暇なら来てね。


photo by ちさと



たけし

2011年6月3日金曜日

夕暮れ散歩

仕事が終わって、ちさとと島を散歩した。

陽も長くなり、仕事が終わってもしばらくは明るい。

気温もまだそんなに暑くないから散歩にはもってこいだった。

狭い島だから、数少ない島の住民もちらほら。


島のおばちゃん

このおばちゃんは島の歴史に詳しく、いつも昔の話を教えてくれる。

厳島神社の話や、島の昔の話。

手先も器用で、色々な保存食なども自家製で作ってて、昨日は梅をもらい、ちさとが梅エキスの作り方、梅蜜の作り方など一生懸命聞いてた。

絵とか写真とかいろいろやるみたい。


左のおじちゃんは神楽の名人

このおじちゃんは神楽の名人。今はもう舞うことはないけど、昔いろいろ教えてもらった。

神楽も若い人がいなくなって、やる人いないから廃れていく一方。

誰か島で神楽したい人いないかな・・・


畑のわき道を歩いてるとすごいのを発見。



猪が木を掘り返してた


猪、強し・・・

写真じゃわかりずらいけど、これ木の根っこを掘り返してるのです。

他にも畑や空き地などが耕運機にかけたみたいに掘り返されてる。

いまはどこの田舎もそうかもしれないけど、島も猪と鹿の被害がすごい。

山の餌がなくなってきてるのかな。


そんな感じで、島の散歩終了。

見慣れた景色も、新しい気分で散歩すれば、新しい景色です。



たけし

2011年6月1日水曜日

ひとりでできるもん

かみさん、はじめて蒲江まで船を走らす。

これで、立派な漁師の嫁。



結構スローで走ってます

蒲江湾到着


あ。そういえば、ちょうど結婚一周年目を迎えました。

皆さまのお陰で結婚生活一年を楽しく過ごすことができました。

ありがとう!!!



BEN☆KANの余興 結婚式

虹会にて、ろくさんのライブ
photo by かきぴ

これからも夫婦ともども幸せの灯を絶やさぬように、努力していきます。

末永く宜しくお願いします。



たけし